■ 製品の特長(3)

 

○ チップ部品でも安心

 

はじめてチップ部品のハンダ付けに挑戦される方や、視力が落ちてきている方でも取り組みやすいように、一般的なチップ部品(0603=1.6mm×0.8mm)ではなく、あえてちょっと大きめのチップ部品(0805=2.0mm×1.2mm)を採用しています。 このため、チップ抵抗の表面に印刷された抵抗コードも読み取りも容易です。  なお、パッドが通常よりも大きめとなりますが、より一般的なサイズのチップ部品(0603=1.6mm×0.8mm)の半田付けも可能です。

 

また、コネクタ等のディップタイプの部品について、ブリッジしにくく、半田付けし易いよう、基板の表と裏でパッドパッド形状 を変更するなど、吟味した独自の部品ライブラリを作成・使用しております。

 

水晶発振子やLEDなど、一部の実装部品については、リード部品と表面実装部品の兼用パッドを採用しておりますので、お客様の好みや用途、また手持ちの部品在庫などによって、自由に選択していただくことが可能です。(なお、部品キットに含まれる電解コンデンサやLEDは、 原則としてリード部品がセットになります。)

 

○ ユーザーによる拡張が容易

 

主なコネクタの端子やテストピンは、IC(2.54mm)ピッチのメッシュ上に配置してありますので、入手が容易な市販のユニバーサル基板を使って、ユーザーが独自の追加回路を構成することができます。 また、わずかではありますが、基板の空きスペースにユニバーサルエリアを設けてありますので、小規模な実験回路の追加程度であれば、別途ユニバーサル基板をご用意していただく必要もありません。

 

○ バッテリ駆動システム化が可能

 

小型DC-DCコンバータ基板(別売りの、オプション)を搭載することで、バッテリ駆動のシステムを構成することができます。  もちろん、この場合でも「Arduino互換ボード」として機能させることが可能です。 小型DC-DCコンバータ基板は、近日中に提供予定開始の予定です。

 

○ 違いがわかる人にしか判らない、ムダにこだわった重箱のスミ仕様

 

ピン数が多い部品には、5ピンおき、または10ピンおきにシルク印刷でマークがありますので、デバッグ 時にオシロスコープのプローブを当てる際など、ピン番号を確認するのが容易です。  また、初心者が間違いやすいLEDの極性についても、シルクにシンボルを印刷することで、極性の確認ができるようになっています。動作確認が容易なように、電源やグランド、リセット信号などに、テストピン専用のパッドを設けてあります。

 

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最終更新: 2010/05/14
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